サービス支援の全体像
技術の判断は、製品の機能を並べて比べれば決まるものではありません。前提となるデータ量、コンプライアンス要件、保管年数、
そして運用を担う体制――それらが曖昧なまま描いた構成は、実装の段階で崩れます。
私たちは、答える前に前提を固めます。そのうえで、実機で動かして確かめる。
この2つを徹底することで、後から根拠を説明できる技術判断をご支援します。
設計レビューやアーキテクチャの第三者評価から、引合段階の技術検証、モダナイゼーション方式の評価まで。
案件のどの局面からでも、必要な深さで入ります。
前提を見極める力
(要件・制約の確認)
データ量・コンプライアンス・
保管年数の確認/想定値と確定値の区別
実機で確かめる力
(PoC・技術検証)
方式の実測と比較/
できない範囲の見極め
両輪が重なる領域 = 机上で決めず、確かめてから答える
答える前に、前提を固める
相談を受けてすぐ構成図を描くことはしません。データ量、コンプライアンス要件、保管年数、既存環境の状態――設計を左右する前提を先に確認し、想定値と確定値を区別したうえで着手します。前提が動けば答えも変わるからです。
コストは要素に分解して積む
総額だけを示すことはしません。取り込み・保管・読み取り・転送・鍵管理といった課金要素に分解し、埋まらない要素は「未確認」と明記します。段階的に拡大する構成では、拡大後の規模でも試算します。
実装は専門チームと連携
モダナイゼーション・クラウド・SaaS/ID基盤・AI・セキュリティの実装が必要な局面では、当社の技術チームと連携し、評価から実行まで切れ目なく支援します。
前提の見極め × 実機での検証
= 説明できる
技術判断
ご支援領域
技術の問いは、いつも同じ形では来ません。構成が妥当か見てほしい、この2つのどちらを選ぶべきか、この方式で本当に動くのか――
問いの形に応じて、確かめ方も変わります。
私たちは次の6領域を、必要な深さで組み合わせてご提供します。短期の技術診断から、複数四半期にわたる伴走まで対応します。
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技術相談・設計レビュー
— まず、前提を揃えるところから
個別の技術的な問いに答えます。構成の妥当性、サービスの選び方、設定値の根拠など、論点が絞られた相談に対し、前提の確認から入ります。クラウドサービスは仕様が変わり続けるため、利用中のサービスに追加された機能が自社にとって何を意味するのかを精査し、対応の要否から示すことも含みます。回答は根拠と併せて示し、確認が取れていない点は未確定として明示します。
- 前提確認シートの提示と、想定値・確定値の切り分け
- 構成・設定の妥当性レビューと改善案の提示
- 利用中のサービスの新機能・仕様変更が自社に与える影響の精査
- 未確定事項を区分けした回答の提出
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アーキテクチャの第三者評価
— 設計を、外の目で点検する
既存の設計や、ベンダーから提示された構成を、第三者の視点で評価します。拡張性・可用性・保守性といった非機能の観点で抜け漏れを洗い出し、指摘は影響範囲とセットで示します。評価対象はシステムのアーキテクチャ(技術構造)です。
- 非機能要求の充足状況と抜け漏れの洗い出し
- ベンダー提案の技術的な実現性と、前提条件の妥当性評価
- 指摘事項の影響範囲と対応優先度の整理
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方式比較・技術選定
— できない範囲まで、書く
複数の実現方式や製品を、同じ評価軸で比較します。カバーできる範囲だけでなく、カバーできない範囲を明示するのが私たちの比較です。役割分担で補う前提なら、その組み合わせまで示します。対象はインフラ構成に限らず、全社で使うSaaSやID基盤、業務ツールの選定、既存アプリケーションとの機能の棲み分けまで含みます。特定のクラウドや製品に寄らず、主要な選択肢を横並びで扱います。
- 評価軸の定義と、方式・製品・SaaSの横並び比較
- 各案がカバーできない範囲と、それを補う組み合わせの提示
- 既存アプリケーションとの機能の棲み分けと、活用方針の整理
- 推奨案とその根拠、採用しなかった案の理由
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PoC・技術検証
— 動かして、確かめてから答える
資料上の仕様では判断できない論点を、実機で確かめます。検証は自社の環境で行うため、お客様側の準備を待たずに着手できます。入る前に、目的・確認項目・費用・環境の後片付けまでを提示します。結果は、できたことと同じ重みでできなかったことを残します。
- 検証目的・確認項目・完了条件の設計
- 自社の検証環境での実機確認(費用見積とクリーンアップ手順を事前に提示)
- 実測結果の報告(成功・失敗の両方と、そこから言えること)
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モダナイゼーション方式の評価
— その方式で、本当に動くのか
既存システムの刷新方式を評価します。リホスト・リファクタ・作り直しのどれが技術的に成立するのか、変換ツールの適用可否まで含めて検証します。刷新するかどうかの判断ではなく、選んだ方式が成立するかの判定を担います。
- 現行資産の状態把握と、方式ごとの適用可否の判定
- 自動変換ツールの適用範囲と、手作業が残る範囲の切り分け
- 段階移行のシナリオと、各段階で残るリスクの整理
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クラウド構成・コスト設計の妥当性検証
— 総額ではなく、要素で確かめる
クラウド構成が要件に対して過剰でも不足でもないかを検証します。主要なクラウドを同じ評価軸で扱い、コストは課金要素に分解して積み上げ、規模が拡大したときに支配的になる要素を先に特定します。
- 構成の妥当性検証(可用性・性能・運用性が要件と釣り合っているか)
- 最小構成を起点とした評価(機能を積み増す前に、既存機能で要件を満たせるかを確認)
- 課金要素に分解したコスト試算と、規模拡大後の再試算
- 見落としやすい課金要素の洗い出しと、削減余地の提示
6つの領域は、順を追ってたどるステップではありません。
設計レビューからでも、方式の検証からでも。
問いの形に応じて着手点を定め、必要な深さだけご提供します。
他サービスとの役割分担:
どこに投資するかはIT / Digital戦略、対象テーマの業務・システム構想はシステム企画・構想が担います。
本サービスは、その技術で成立するかを確かめる局面で入ります。
方法論・評価フレーム
技術の判断は、その場の経験則で答えられてしまいます。だからこそ私たちは、答え方そのものを手順として固定しています。
前提を固める、要素に分解する、実機で確かめる、別の視点で確認する――
この4つを毎回踏むことで、担当者が変わっても同じ水準の答えを出します。
Premise
前提を固めてから答える
データ量・コンプライアンス要件・保管年数・既存環境など、設計を左右する前提を先に確認します。想定値のまま進める場合は、想定であることを明示します。
Breakdown
要素に分解して積む
コストも工数も、総額ではなく要素に分解して積み上げます。埋まらない要素は空欄にせず「未確認」として残します。
Evidence
実機で確かめる
仕様書では判断できない論点は、実際に動かして確かめます。できなかったことも記録し、判断材料として扱います。
Cross-check
別の視点で確認する
作成者自身の確認に留めず、独立した視点でのレビューを通してから提出します。同じ視点の見直しでは、同じ見落としが残るためです。
前提の確からしさ
数量・要件・期間の前提がどこまで確定しているかを区別します。未確定を確定として扱わないことが、技術判断の前提です。
事実の鮮度と正確性
サービス名の改称、規格やフレームワークの版数を確認します。古い名称や版数のない「準拠」は、根拠として成立しません。
未確定の扱い
確認待ちの事項を、回答済みの内容と混ぜません。何が決まっていないかが分かる状態で提出します。
成果物イメージ
技術の検討結果は、経営層から現場まで、同じ認識を持てる形に構造化してご提供します。
「何を・なぜ選ぶのか」を明らかにし、次の判断につながる示唆までを一つの成果物として扱います。
前提確認シート
設計を左右する前提を一覧化し、想定値と確定値、そして未確定の項目を区別して示します。
方式比較と推奨案の根拠
複数案を同じ評価軸で並べ、各案がカバーできない範囲まで明示。推奨案の根拠と、採用しなかった理由を残します。
要素分解したコスト試算
課金要素ごとに積み上げた試算。段階的に拡大する構成では、拡大後の規模でも併記します。
PoC検証レポート
実機での確認結果。できたことと、できなかったこと、そこから言える判断を同じ重みで記載します。
支援スタイル
すぐには答えず、
確かめてから答える
技術に、どの企業にも当てはまる正解はありません。だからこそDirbatoは、答える前に前提を固め、実機で確かめてから助言する姿勢と、
発注者側の立場に立ち、必要な局面に必要な深さで入る共創・伴走型で、技術の意思決定をご支援します。
Evidence
前提と実機で確かめる
すぐには答えない。
前提を固めてから設計する
相談を受けてすぐ構成を描かず、設計を左右する前提の確認から入ります。
実機で検証してから答える
仕様書では判断できない論点は、動かして確かめた結果で答えます。
できない範囲も明示する
各案がカバーできない範囲を書き、補う組み合わせまで示します。
主要クラウドを同じ基準で見る
特定のクラウドや製品に寄らず、同じ評価軸で横並びに比較します。
Partnership
共創・伴走型の推進
必要なときに、必要な深さで。
短期の診断から長期の伴走まで
関与の深さと期間を、問いの大きさに応じて設計します。
発注者側の立場で評価する
お客様の要求を基準に、提案や構成の実現性を率直に評価します。
どの局面からでも着手
構想中でも、設計中でも、稼働後でも、その時点の問いから入ります。
実装は専門チームと連携
モダナイゼーション・クラウド・SaaS/ID基盤・AI・セキュリティの実装では、専門チームと連携してご支援します。
Dirbatoが選ばれる理由
私たちは技術の比較表を置いて終わらせず、前提を固め、実機で確かめて、後から説明できる根拠を残す。
そして、お客様が自ら技術を判断できるようになるまで、共創・伴走型でご支援します。
実装を担う技術者が助言する
構想を描くコンサルタントと、実際にシステムを構築するエンジニアが同じ社内にいます。カタログ上の比較ではなく、自ら構築・運用した経験に基づいて助言します。特定のクラウドに寄らず、主要な基盤を横断して評価できることも強みです。
自社の検証環境で確かめてから答える
判断が分かれる論点は、当社の環境に検証構成を立てて実際に動かします。お客様側の環境準備を待つ必要がありません。費用と後片付けの手順を先に示してから着手し、実測結果で答えます。
できないことも明示する
提案を通すために都合の悪い事実を省くことはしません。各案がカバーできない範囲、残るリスク、未確定の事項を書いたうえで推奨案を示します。自社が提案した構成であっても、検証で問題が出れば是正点として報告します。
発注者側の立場に立つ第三者評価
お客様の要求だけを基準に、既存設計やベンダー提案の実現性を評価します。指摘は影響範囲と対応優先度をセットで示し、判断材料として使える形で提出します。