【座談会】ワーパパ・ワーママの育児奮闘共有会

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Dirbatoでは、定期的にひとつのテーマを決めて社員同士の座談会を行っています。今回は育児に奮闘するパパ・ママ社員が、日々の育児をテーマに語り合いました。実体験をもとに様々な話題が飛び交い、育児を行なう方にとっては共感できることも多いのではないでしょうか。今回は2チームに分かれて話し合い、それぞれで語られた内容をご紹介いたします。

リモートワークを活用した育児との両立

   Aチームは、仕事と育児の両立をどうしているかについて話をしていました。みなさん、リモートワークを活用して育児との両立にベストな方法を模索しているようです。

<Aチームメンバー>
Aさん:4ヶ月の男の子がいるパパ
Bさん:2歳の女の子がいるパパ
Cさん:6歳の男の子、3歳の女の子がいるパパ

Aさん:私の場合、妻が育児休暇中なので日中は妻がメインで見てくれています。私が夕方に一度仕事を抜けて、子供の面倒を見ている間に妻がご飯を食べるというやり方をしています。寝かしつけるのも担当することが多く、子どもが寝た後に残りの仕事に戻っています。

Bさん:私も同じような感じです。こういった時、リモートワークだと柔軟に対応ができますよね。ただ、子どもが寝たあとに仕事に戻ろうと思っていても、寝かしつけている間に自分も一緒に寝てしまうことがあります(笑)

Cさん:寝かしつけられてしまうのですね(笑)リモートワークですと一度仕事を抜けて戻れることもあるので、育児との両立がとりやすい働き方ですよね。

Bさん:そうですね。業界的にリモートワークの企業が多いと思っていて、うちは妻もIT業界にいてリモートワークで働いています。これからお互い出社になって、どうしても残業しなければならない事態になったらどうしようという不安はあります…。

Cさん:会社の仕組みとして就学するまではリモートワークができるようになったらいいですよね。ただ、お客様先やチームメンバーと上手く連携をとれば問題ないと思いますよ。ところで、ずっと自宅で仕事をしているとプライベートの境目がなくなることはありませんか?

Aさん:私はむしろ終わらせなければいけない時間から逆算して仕事をするようになったので、効率が上がっているのではないかと思います。妻には仕事のスケジュールを紙に書き出して共有しているので、話しかけられるタイミングや仕事が一段落するタイミングを把握してくれています。おかげでコミュニケーションがスムーズになったので、子どもの面倒を見るタイミングや家事をする時間をしっかり切り替えられていると思います。

Bさん:パートナーにスケジュールをシェアしておくのは大事ですよね。最近は子どもが「ママもパパも一緒にいてほしい!」と言うようになったので、仕事と家事両方を効率よく終わらせなければならないのは大変です(笑)

Cさん:それは嬉しい悲鳴ですね(笑)私は食器洗いが好きなので、仕事をしていて息詰まったときに食器を洗っています。仕事の最中にリフレッシュできて家事も終わらせることができるので私の中ではベストなやり方です。

子どもの年齢に伴って変化する、育児で気をつけるところ

Bチームでは、育児の中で大変だと感じることや家庭内での分担について話が盛り上がっておりました。子どもの年齢に応じて注意すべき観点は変わってくるようで、その変化について振り返っていました。また、Dさんはこれからお子さんが生まれるため、育児の先輩の意見を聞きたいという思いで参加をされました。

<Bチームメンバー>
Dさん:第一子誕生予定のママ
Eさん:小学校4年生の女の子、小学校1年生の男の子、第3子が誕生予定のパパ
Fさん:5歳の男の子のママ
Gさん:2歳の女の子、5歳の男の子のパパ

Dさん:私はこれから出産になるのですが、子どもの年齢によって大変さや気を付けることなどが変わるのでしょうか?

Eさん:変わると思います。年齢が上がるにつれて、ある程度制御してくれるようになるのですが、小さい頃は本当に目が離せないです。娘が0歳の頃、一瞬目を離した隙にボタン電池を飲み込んでしまったことがありました。電池が出ていたわけではなかったのですが、懐中電灯のフタが空いて電池がなくなっていて…不安になったので病院に連れていってみたら、やっぱり飲み込んでいるということがありました。

Fさん:乳幼児期は本当になんでも口に物をいれますよね。年齢が上がってくると知恵がついてくるので、別の意味での危なさも出てくると思います。例えば、アスレチックですごく高いところまで登ってしまうとかちょっと危ない場所に行ってしまうとか…。

Eさん:アスレチックは怖いものなしに登っていくので本当に怖いですよね。落ちて怪我しないようにと後ろでずっと構えています。

Fさん:うちの子はタブレットも好きで、私が操作している横で見ているとすぐ覚えてしまいます。昨日はお気に入り登録に大量のサイトが登録されていました…。年齢が上がり知恵がついてくることによって、違う観点で目が離せなくなりました。

Eさん:目が離せないとなると、パートナーとの協力は必要になってきますよね。うちは仕事と育児の時間を、妻と代わるがわる対応していますが、みなさんは家事や育児の分担は決めていらっしゃいますか?

Gさん:前までは決めていたのですが、どちらかが守れなかったときに「やってくれなかった」という話になってしまうので、決めるのを辞めてしまいました。

Dさん:私もそうです。分担をすると揉め事が増えてしまうので、できる方ができるときにやるかたちにしました。

Fさん:私は両親に育児を手伝ってもらうことが多いです。前職では毎日出社で帰宅も夜遅かったので両親に見てもらっていました。今はそんなことはなくなったのですが、幼稚園の送り迎えは全て両親にまかせてしまっていますね…。

Gさん:分担には様々なかたちがありますよね。パートナーやご両親など、お互いの中で納得がいっていれば、どのやり方がよいか悪いかなどはないと思いますよ。

Eさん:私も同感です。任せきりでもお互いにストレスがなければ分担ができているということかもしれないですし、かたちは人それぞれではないかと思います。話し合いをしつつ、徐々に自分たちのかたちができていって、パパもママも子どもと一緒に成長していく面があるのではないでしょうか。

座談会を終えたみなさんから感想を伺いました


Eさん
今の時代は男性も育児休暇が認められてきており、男性が仕事で女性が家事というイメージはもうなくなってきていると感じます。座談会に参加した男性のみなさんも積極的に育児に参加しており、役割分担や仕事との切り分けの話が多かったです。親としても未熟な部分はあるので、子どもと一緒に成長していければと思います。

Fさん
子どもが生まれたらどんな過ごし方をするとよいのか、どんなことに悩むのか、具体的な経験談を通して知ることができてよかったです。子どもが生まれる前に気を付けるべきことを知れたのでこれからが楽しみです。いい会に参加させてもらいました。

Gさん
仕事と育児のバランスを全員が考えていて、みなさん同じような経験をしていたり、同じようなことで悩んでいたりして安心しました。自分の子どもの年齢がもう少し上がったときの対応方法なども聞くことができて非常に参考になりました。だんだん子どもと一緒に過ごせる時間も減ってくると思うので、一瞬一瞬を大切にしたいと思いました。

最後に


今回、座談会に参加したメンバーは困りごとをすぐ相談し合えるようにと、グループチャットを作成しておりました。中には話をしたことのなかった社員同士もおりましたが、同じ境遇で気軽に話せる相手ができたことは大きな収穫になったようです。
今後も様々なテーマを通して座談会を行ない、同じ悩みや考えを持った社員同士が繋がれる場をつくっていく予定です。そして、その座談会をきっかけに、社員同士の輪を広げていければと考えております。

監修
小河原 尚代
株式会社Dirbato(ディルバート)
コンサルティンググループ パートナー

大学卒業後、大手SIerに入社。その後、日系総合コンサルティングファーム、外資系金融企業に参画。DX推進、プロジェクトマネジメントを得意テーマとし、DX推進の一環で、IT組織変更も多く支援実績を持つ。組織改革やシンプル化・自動化といった業務改革のマネジメント経験を豊富に有する。クロスボーダーな課題解決が求められるグローバルプロジェクトの責任者も歴任。2020年4月1日株式会社Dirbatoに参画。

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