DirbatoはDEI推進の活動として、パパ・ママが働きやすい環境づくりについて発信をしています。今回は育児休業を取得し、現場へと復帰した当社のママ社員であるTagawaさんに、育児休業の取得から復帰後の現在までをインタビューいたしました。
目次
1.産休・育休を伝えるときは、どういう流れで伝えたのでしょうか?
妊娠4ヶ月目ぐらいの頃、会社とお客様先、両方に伝えました。
その頃のDirbatoは設立2年目でまだ産休・育休をとった方がおらず、まずは泰英さん(社長)に電話をして、妊娠したことと、産休・育休の取り方など、どうやって進めればいいかという話をしました。
そしたらすぐに妊婦さん向けの資料を会社が作ってくれて、産休・育休の制度についての詳細や、「困ったことがあったら相談してください」という言葉が書いてあり、非常に心強かったです。
Dirbatoで初めての事例になるので、伝える前はドキドキしたのですが、泰英さんにおめでとうと言ってもらえて、ホッとしたのを覚えています。
お客様先も、「おめでとう」という言葉をかけてくださいました。産休に入ることも決まったので、プロジェクトメンバーの方とコミュニケーションをとって、いつ抜けても問題ないような土壌づくりをしました。
産休に入るタイミングでは、花束や子供用のスタイをいただき、盛大に送り出してくださってすごく嬉しかったです!
2.休業中はどんなスケジュールで過ごされていましたか?
産まれるまでは、コロナ禍なのであまり遊びには行けなかったのですが、実家に帰ったり、家でゲームをしたり、育児本を読んだりしてのんびり過ごしていました。
出産後は、時期によってスケジュールは変わりました。短いスパンで授乳の間隔やお昼寝の時間が変わり、私のスケジュールも合わせて変化していきました。概ね授乳は毎日3時間ごとにあるので、その間にお昼寝やお散歩の時間が挟まって、離乳食が始まってからは離乳食が1回、2回、3回と増えて…という感じでした。
あまり寝ない子でもあったので、生後半年ぐらいまでは一日中抱っこしていました。寝ている時ですら降ろせなくて、それまでは大変でした。
6ヶ月を超えた頃からは、寝ている間は降ろせるようになったので、その間に離乳食を作っていました。
3.復帰する際、不安はありましたか?また、実際に復帰してみてどうですか?
久しぶりの仕事で不安はありました。
また、4月からの慣らし保育には発熱で半分程しか行けず、同じく仕事に復帰した友人も、3ヶ月で10日しか会社に行けなかったと言っていたので、それも不安要素でした。
しかし、復帰してみると確かに大変なこともありますが、想像していたほど大きな不安はなく、希望通りの働き方ができていると思います。今の案件では、Dirbatoのメンバー内でやり取りしながら進めることが多いので、柔軟に仕事の予定を建てられています。
週に2回は顔を合わせようということで、本社で仕事をしているのですが、先週は子供が熱を出してしまったのでテレワークに切り替えて業務を行なっていました。
18時以降の定例にはなかなか出られないので、チームメンバーに議事録を取ってもらって、後で定例の内容を詳しく共有をしてもらっています。周りに助けられながら両立ができていて、本当に助かっています。
4.仕事と家庭の両立で心掛けていることを教えてください
18時以降はお迎えやご飯の準備などで動けなくなってしまうので、だらだら仕事はせず、そこまでに仕事が終わるよう片づけていくことには気をつけています。状況もこまめに共有して、急な休みにも対応できるようにコミュニケーションをとっています。
テレワークの日には昼休み中に家事をしたり、晩ごはんの仕込みをしたりしています。仕事の合間に家庭のことを済ませられるので、テレワークができる時代になって本当に良かったと思います。また、娘が保育園から帰ってからは、旦那と家事を分担しながら一緒に遊んで交流する時間を取っています。
5.Tagawaさんと働くMiyamotoさんに、一緒に働く様子や、Miyamotoさん自身が気を付けていることなど、お話を伺いました
Tagawaさんは、育児と仕事と両立していて、生き生きとしている印象を受けています!
私たちのチームは週に2回の出社日を設けているのですが、保育園のお迎えの時間が近づいてもオフィスにいたら、「大丈夫ですか?」と声をかけるようにしています。
今日はお子さんの熱が出てしまったようで、午前は旦那さんに看病をお願いしてミーティングに出て、午後はちょっと抜けるという形で対応されていました。その日のうちに終わらせておきたい仕事がある時は「今日は頼んでいるから大丈夫!」と、旦那さんにお迎えや家事を任せて、仕事ができるように調整されているようです。
Tagawaさんが臨機応変に対応してくださるおかげで仕事が滞ることは無いですし、プライベートに合わせて仕事ができるように私も協力するようにしています。
6.最後に
仕事と育児、ベストな状態を目指すには、一人だけの努力では難しいことが多いです。
ワーパパ・ワーママ自身が仕事の進め方を工夫したり、周囲に助けを求めたりしながら効率よく業務を行なっていくことが大切です。
一人で抱え込まず、パートナーや周囲の協力を得ながら、自分に合ったスタイルを見つけられると良いのではないかと思います。